高市首相、追悼式で「繰り返させない」のひと言にSNS騒然 「他責志向」「被害者史観」と批判殺到
終戦の日となる8月15日、東京・日本武道館で行われた全国戦没者追悼式。高市早苗首相が読み上げた式辞の一節が、今、ネット上で大きな波紋を広げている。
問題となったのは、高市首相が戦没者への哀悼の意を述べた後に続けた「戦争の惨禍を、二度と繰り返させない」というフレーズ。政治担当記者によると、これまでの首相は「繰り返さない」と表現してきたが、高市氏はあえて「繰り返させない」と“せ”を挿入したのだという。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 「これまでは日本が同じ過ちを『繰り返さない』という決意を表明するものでしたが、『繰り返させない』に変わったことで、日本の責任が曖昧になる表現になりました」(政治担当記者)
この微妙な言い回しの変化に、X(旧Twitter)上では瞬く間に批判の声が殺到。「『繰り返させない』という表現は完全に『被害者史観』であり、今後も『一貫して被害者』であると明言している」「“せ”を入れたことで他責志向になる」「それは権力者が言う言葉ではない。国民が権力者に言う言葉だ」といった辛辣なコメントが相次いでいる。
さらに、過去の発言も再燃。1995年3月16日の衆議院外務委員会で、高市氏が日本の戦争責任について「少なくとも私自身は、当事者とは言えない世代ですから、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもないと思っております」と述べていたことが参照され、「自分は当事者じゃないから責任なんか感じていない。さらには、ちょっとした被害者意識まで織り込んでいる」と追い打ちをかける声も上がっている。
また、この日の高市首相の行動には、もう一つ“異例”の出来事があった。追悼式が行われる日本武道館に入る前、駐車場で車を降りた高市氏は、約600メートル離れた靖国神社の方向に向かい、神道形式の「二拝二拍手一拝」で拝礼。いわゆる“遥拝”を行ったのだ。
「首相の遥拝は異例のこと。高市氏は首相就任前は閣僚時代も含め、毎年春と秋の例大祭や終戦の日に靖国神社に直接参拝していましたが、今回は中国や韓国からの猛反発を回避するため、苦肉の策として遥拝を選んだのでしょう。ただ、野党からは『支持者向けのパフォーマンスだ』と批判が出ています」(同前)
「戦争を繰り返させない」という言葉に込められた真意はともかく、自らは過去の戦争とは無関係という高市首相の一貫した信念が、改めて注目を集める結果となった。
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