悠仁さま、広島で見せた“深すぎる探求心” 博物館学芸員も驚いた質問の中身
秋篠宮家の長男・悠仁さまが8月7日から2日間の日程で広島県を訪問。8日には6000人以上が集まった「第19回日本スカウトジャンボリー」に出席し、公的な行事で初めてのお言葉を述べられると、会場からはこれまでの皇室行事では異例とも言える熱気が巻き起こった。
「最初は男性たちの力強い歓声が上がったのですが、悠仁さまが手を振りながら客席の横を通り過ぎるとき、お席から手を振られたときには、女性の参加者から『悠仁さまかっこいい~!』『キャ~!』という黄色い歓声が相次いで上がっていました。まるでアイドルのコンサートのような盛り上がりでした」と、取材を担当したカメラマンは興奮気味に振り返る。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon そんな親しみやすさの一方で、学問に対する深い探求心が光った場面もあった。同日午後、最後のご視察場所として訪れた広島県立歴史博物館でのことだ。案内役を務めた同館の学芸課長・岡野将士さん(58)はこう語る。
「この度は悠仁親王殿下にお越しいただき、誠に光栄でございました。現場では緊張感がありつつも、話しやすい雰囲気があったと思います。非常に爽やかで、穏やかさと温かみのあるお方という印象を受けました」
悠仁さまは中世の港町「草戸千軒」の街並みを復元した展示などを熱心に鑑賞。岡野さんに対し、「市場で商品として売られているものはどのように運ばれていたのか」など、当時の物流や暮らしに関する具体的なご質問があったという。
「殿下からのご質問は、私がご説明申し上げた草戸千軒町遺跡の状況、当時の貨幣経済の浸透、瀬戸内海の交通事情について十分にご理解いただいたうえでの、非常に的確な着眼点に基づくご質問でした。説明中はしっかり目を合わせて相槌を打ち、真摯に耳を傾けていただきました」と岡野さん。
さらに、鍛冶職人の家の内部に入り、再現された作業場をじっくり観察。大工道具である手斧(ちょうな)やヤリガンナを忠実に再現したことを説明すると、悠仁さまは柱に手を触れ、感触を確かめられたそうだ。岡野さんは「そのようなふとしたご様子から、歴史や文化、ものづくりへのご関心の深さを感じ、感激いたしました」と述べる。
お見送りの際には「瀬戸内の歴史や文化について理解を深めることができました」といった温かいお言葉を幾つか頂戴し、優しいお人柄も感じられたという。
「今回当館をご訪問先として選んでいただいたことは誇りに思うとともに、職員一同にとって大きな励みとなりました。中世考古学の先駆けと評される草戸千軒町遺跡は、まさに広島県の宝です。今後も地域の歴史と文化の保存、発信に努めていきたいと思います」(岡野さん)
熱心すぎるほどの探求心を見せた悠仁さま。博物館の職員たちを勇気づける、深い知性と優しさに満ちたご訪問となったようだ。
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