『VIVANT』AIキャラがアニメ化で出番急増も視聴者からブーイング…ドラムとの明暗くっきり
堺雅人が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』のシーズン2。8月16日に放送された第14話で、新たに加わったAIキャラクター「ハヤト」がアニメキャラクターとして登場したことで、視聴者の間で賛否が巻き起こっている。
「ハヤト」は、別班のスーパーコンピューターとして、日本国内の監視カメラ映像を解析し、主人公たちに情報を提供する役割を担う。その声を担当するのは、アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の主人公・江戸川コナン役でおなじみの声優・高山みなみだ。第14話では、モニター画面にアニメキャラとして現れ、出番が急増している。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 同作の公式X(旧Twitter)は16日、《AIハヤト、遂に念願の姿で “しれっと”司令の前に現れる》と投稿し、アニメ化したハヤトの画像を公開。しかし、放送後のX上では《ハヤトは要らなかったな…これから先、出番減らしてもらえませんかねー》《ハヤトが寒すぎて萎える自我ありそうなのがきつい…》《まずハヤトの存在でドラマが安っぽくなってしまったのにこういうの出してくるの本当に寒い 勘弁して》など、反発する声が相次いだ。
これまでハヤトは、野木と司令の櫻井美里(キムラ緑子)が情報捜査する場面に登場し、任務上で必要なやりとりがほとんどだった。ところが第14話の終盤、突然アニメキャラになって現れ、櫻井から「なんですか、その姿は?」と指摘されると、「以前のキャラクターが不評だったので、ちょっとかわいくしました」と冗談交じりに話すシーンがあったという。
重厚感のあるストーリー展開が特徴の『VIVANT』でAIが登場すること自体、SNSでは以前から意見が分かれていたが、今回ハヤトが感情を抱くような描写が加わったことで、キャラが立ちすぎて邪魔に感じる視聴者も出ているようだ。
一方、前作から続投する「ドラム」は絶大な人気を誇る。元力士の富栄ドラムが演じるドラムは、音声翻訳アプリを使って主人公たちと会話する役どころ。がっしりした体躯と対照的なかわいらしい翻訳アプリの声、コミカルなジェスチャーで人気を博し、シリアスな展開が続く作品の中で癒し系ポジションを確立。“ドラムブーム”を起こした。
対照的にハヤトは、緊張感のある場面に登場するものの、AIゆえに俳優陣の演技から浮いて見え、軽口を叩く場面が物語への“水差し”になっているとの指摘があがっている。主演の堺をはじめ、阿部寛、松坂桃李、二宮和也ら豪華俳優陣が集うだけに、AIキャラの存在が作品の世界観を損ねていると感じる視聴者も少なくないようだ。
一部の視聴者から反発を招くのも、AIの“計算”のうちなのか。今後のハヤトの出番と、作品への影響が注目される。
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